Home > 北海道大雪山系のSOS事件について > SOS事件・朝日新聞の記事

SOS事件・朝日新聞の記事

  • 2008-02-23 (土) 1:19
  • このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

 SOS事件当時(1989年7月下旬~8月初旬)の朝日新聞の記事をテキスト化してみました。テキスト化作業で使用したOCRがバカだったため、誤字脱字の類があるかもしれません。


北の山中 届かなかった?SOS

近くに白骨、遭難者か 北海道・旭岳

北海道・大雪山系旭岳(標高二、二九〇メートル)の南側の湿原に、救難信号の「SOS」と読める風倒木を組んだ文字が上空からみつかり、北海道警が二十五日午後、ヘリコプターなどで捜索したところ、近くで人骨と見られる白骨とカセットテープレコーダなどが入ったリュックサックが見つかった。道警は遭難者が救助を求めたが、発見されないまま死んだ可能性もあるとみて、二十六日以降、骨などの鑑定をして性別や身元の確認を急ぐ。
-
朝日新聞1989年7月26日
-
骨などが見つかったのは、上川支庁東川町の天人峡温泉から旭岳へ向かう融雪沢の標高千五百メートル地点付近。文宇の約十メートル北に大たい骨と上腕骨、そこから二十メートルの辺りに骨盤があった。一体分すぺてはそろっていない模様。さらに北に約七十メートルのところにカセットテープレコーダーとテープ三本、洗面用具などが入ったリュックサックが見つかった。骨などが離れた位置にあったのは、キツネなどの動物があさったためとみられる。
文字はシラカバ材で作ったもので、大きさはそれぞれ縦約五メートル、横約三メートル。ツタなどが絡まり、一部は土の中に埋まっているなど、かなり古いものだった、という。
東京の登山者が二十四日午後、黒岳から旭岳に向かう途中で行方不明になり、道警のへリが捜索に向かった際、救助地点の南二、三キロのところで見つけた。
救助された登山者は、文字について知らない、と言っている。このため道警は、別の遭難者がいたと見て、二十五日午後から付近を捜索したところ、白骨など加みつかった。
道警では当初、「文宇は登山者のいたずらの可能性もある」としていたが、近くに白骨があったことを重視、二十六日以降、この白骨と遺留品を詳しく鑑定するとともに、遺体の見つかっていない過去の遭難者について詳しく調べる。
旭岳では、六月二十七日に黒岳から向かった東京の会社員(四八)が依然、行方不明のまま。また、今年四月六日に札幌・丘珠空港から網走支庁女満別空港に向かったまま、消息を絶った三人乗りプロペラ単発機の飛行コースからもそれほど、離れていない。

(1989年7月26日 朝日新聞朝刊31面より)


北海道・旭岳「SOS」の文字

夏山の不明者ら焦点

北海道大雪山系の旭岳(二、二九〇メートル)で、風倒木を利用した「SOS」の文字と、遭難者とみられる白骨が見つかった事件で、北海道警は二十六日、白骨は少なくとも死後一年以上経過しており、またシラカパの木を積んだ「SOS」の文字も一冬以上は経ているうえ、雪が解けてからも形が崩れていないことから、冬山ではなく夏山登山者が救助を求めて作った、との見方を強めた。
同岳周辺では、昭和五十九年七月、愛知県江南市×××××の男性会社員(当時二十五)が縦走中に行方不明となっている。道警では、この会社員の可能性もあるとして、テープレコーダーなどから採取した指紋の照合を急いでいる。
しかし、道警によると、骨は見た感じでは死後せいぜい二、三年程度までで、また、カセットテープレコーダーのカバーは、女性がよく使う花柄模様だったため、別の遭難者の可能性もある、とみている。

(1989年7月26日 朝日新聞夕刊15面より)


SOSは女性? 北海道の白骨

北海道・大雪山系の旭岳で、風倒木を使った「SOS」の文字と、遭難者とみられる白骨が見つかった事件で、旭川東署は二十六日、現場に残されていたリュックサックなどの遺留品十二点を公聞した。白骨については旭川医大に鑑定を依頼しているが、骨盤などから女性との見方が強まっている。

(1989年7月27日 朝日新聞朝刊31面より)


助け求める男性の声

大雪山の「SOS」 テープを一部再生

 北海道・大雪山系旭岳で「SOS」の文字と白骨遺体がみつかった事件で、北海道警が二十七日、遺留品のリュックサックに残されたカセットテープ四本のうち一本を再生したところ、男性と聞きとれる声で、助けを求める内容が吹き込まれていたことがわかった。テープは湿って痛みが激しく、道警では慎重に取り扱っているが、ずべてがうまく再生できれば、身元確認につながると、期待している。
リュックサックは、「SOS」の文字の約十メートル北で見つかった大たい骨などから、さらに北に七十メートルのところにあった。再生されたテープは、このリュ
ックサックの中に入っていた四本のうちの一本。リュックの中には、他に小型カセットレコーダー、山王神社の交通安全のお守り、大阪市内のすしチェーン店のビニール袋、洗面具などが見つかっており、テープの一本はレコーダーにセットされたままだった。
遺体については、骨盤などのこれまでの鑑定から、女性ではないかとの見方が強まっていた。しかしテープの声が男性とみられることや、遺留品の中には男性の下着のような布切れも、新たに見つかったことから、遭難者は男性だった可能性もある、とみている。
一方、この日、旭川東署の捜査員七人が、他の遺留品の捜索などのため、旭岳に向かった。しかし、現場までの往復には数日かかるという。

(1989年7月27日 朝日新聞夕刊19面より)


2003/12/6

戻る

Home > 北海道大雪山系のSOS事件について > SOS事件・朝日新聞の記事

Search in chanbara CLOCK
Blogparts

킹ēǂ݂

Feeds
Blogroll

Return to page top